スーパーカーで獣道を走る

金融系IT会社のアラフォー会社員。ギャンブル依存回復中の12歳年下バイセクシャル主夫と2匹の猫と暮らす。かくいう私も元アル中、しかし謎の体質変化により現在はほぼ下戸。City Girlでしたが、昨年自然を求めて田舎に引越し、果たしてそれが正解だったのか考え中。自分の歪んだ認知を矯正して飄々と生きることを目標とするADHD・妄想性障害・気分変調性障害のメンヘラ奮闘記。低血糖で副腎疲労の疑いもあり。

今日も自分を罵る

キッチンにゴロっと無防備に置いてある表面がところどころ凹んでいる萎れたバナナを見ながら、自分の太もも裏に似てるなと思った。

今日は有給を取って、家から車で1時間のところにあるW動物病院で我家の猫2匹の初診。目的は歯の診察。どちらも猫エイズのキャリアなので、歯周病や歯肉炎などの完治は望めない、と。特にKちゃんの方はまだ若いのに、歯茎の炎症がシニアの猫並みの状態だと。そしてその他、スケーリング(歯石除去)する際の麻酔の使用の注意事項等や、免疫力を高めるまたは維持するケアの方法を教えていただく。猫を飼うということはただかわいがるではなく、色々な覚悟やケアが必要なんだと改めて。でもこの子達が若いうちにとても親切で丁寧な治療をしてくれる獣医さんに出会えたことはよかった。

私の脳内は今日もダメ出しの嵐で、何か一つでも小さなミスや失言をしてしまったと自分で思い込むと、そこから矢継ぎ早に自分を罵る言葉が体を突き刺す。例えるなら、殴る蹴ると暴力を振るってくる相手に対して怒りを覚えるのではなく、「ああ、きっと自分がいけないんだ」と気持ちを麻痺させ、「痛い」と思いながらも抵抗することなく、体を丸くして膝を抱えながら殴られるのが終わるのをただ静かに待っているような感覚。そして相手が満足して去った後は、自分を慰めるのではなく、どうして自分はどんくさいんだ、どうして自分は抵抗できないんだと、相手ではなく自分を責めて、涙が出て、死にたくなる。

毎日、特に仕事中は、誰からも指摘を受けていなくても、自ら自分の至らない点を探しては自分を咎める。もちろん指摘を受けた場合も同様の反応をする

。そして脳内で自分に言葉の暴力を振るっては、心を麻痺させ、乖離して、絶望感に駆られる。

明日は祝日だけど仕事をしないと期限に間に合わない。溜まったSlackのチャットとメールを覗いただけでため息が出る。

 

会社で働くことが辛い。今も昔もずっと辛い。

 

猫たちのために、淡々と働いて稼げるようになりたい。